AVIF → PDF 変換について
AVIF は、ウェブで使われている画像形式の中でも最も新しいものの 1 つです。AV1 動画コーデックをもとにしており、写真を驚くほど小さなファイルに詰め込めるため、AVIF を扱うウェブサイトや画像編集ソフトが増えています。問題は対応状況です。多くのソフト、古い端末、職場の業務フローでは、.avif ファイルをまったく開けないことがまだあります。PDF ならほぼどこでも開けるので、ツールが追いついていない相手と AVIF の画像を共有するには、変換するのが現実的な方法です。
PDF 形式には AVIF のデータを格納する方法がないため、変換ツールは各画像をデコードし、PDF の中で最も広く対応している画像形式である JPEG に再エンコードします。各画像は白い背景の上にそれぞれのページとして配置され、結果を 1 つにまとめた PDF にするか、画像ごとに別々の PDF にするかを選べます。
デコードには、追加のライブラリではなくブラウザ自身の AVIF 対応機能を使います。そのおかげでページは軽く保たれますが、ブラウザがある程度新しい必要があります。最近のバージョンの Chrome、Edge、Firefox、Safari はいずれも AVIF を読めます。古いブラウザでは、壊れたファイルを作る代わりに、更新を求めるエラーが表示されます。
AVIF → PDF 変換の使い方
- AVIF ファイルを読み込む.avif 画像をページにドロップするか、端末内から参照して選びます。1 回の一括処理に最大 500 ファイルまで入れられます。
- 用紙、順序、画質を選ぶA4、レター、「写真に合わせる」から用紙サイズを選び、ページの順序を「撮影日時」「ファイル名」「追加した順」から設定します。画質は 92 のままにするか、50〜100 の間で自由に動かします。
- 変換して PDF を保存する変換が終わったら、1 つにまとめた PDF をダウンロードするか、個別の PDF を 1 つずつ、または「すべての PDF をダウンロード(ZIP)」でまとめて取得します。
主な利用シーン
古いソフトを使っている人と共有する
親戚のノートパソコンや、設定が制限された職場のパソコンでは、.avif の添付ファイルをプレビューできません。代わりに PDF を送れば、すでに持っているビューアーで画像を開いてもらえます。
画像編集ソフトからの書き出し
編集アプリが、容量を節約するために仕上がった写真一式を AVIF で保存しました。ファイル名順に 1 つの PDF にまとめれば、画面で確認したり、クライアント向けに印刷したりできる確認用のシートになります。
AVIF を配信するサイトから保存した画像
AVIF に対応したブラウザには AVIF を返すサイトがあるため、保存した図表や商品写真がその形式で届くことがあります。PDF のコピーなら、そのままメールやサポートへの問い合わせ、印刷キューに回せます。
元の AVIF よりファイルは大きくなります
AVIF の最大の強みは効率です。同程度の見た目の画質なら、たいてい JPEG より少ないバイト数で写真を保存できます。PDF には JPEG 版が入るため、変換したファイルは元の AVIF 画像より大きくなるのが一般的です。これは正常で、不具合ではありません。サイズを抑えるには、次の方法があります。
- 画質スライダーを下げます。80 台の設定でも、ほとんどの写真はきれいに見えます。
- より小さなサイズを選びます。既定では長辺が 2,560 ピクセルに制限されており、1920 px や 1280 px にすると目に見えて軽いファイルになります。
- 完成した文書を PDF 圧縮で小さくします。中の写真が再圧縮されます。
大量の一括処理では、まず数枚の画像で試し、できたファイルのサイズを見てから画質とサイズを決め、残りを変換してください。あとから用紙サイズや順序だけを変える場合は、画像を変換し直すことなく PDF が作り直されます。
色域と写真情報
AVIF は広色域やハイダイナミックレンジの画像を保持できます。この PDF のページは標準的な JPEG 画像なので、HDR 画像は変換の際に拡張された明るさの範囲を失います。AVIF ファイルに保存されたカメラの情報や位置情報も省かれます。PDF には EXIF や GPS のブロックは含まれず、画像と、作成日時のような基本的な文書プロパティだけが入ります。
ブラウザの対応状況とその他の制限
AVIF ファイルが開けるかどうかは、pd00 ではなくお使いのブラウザで決まります。どのブラウザがデコードできるかは、MDN の画像形式ガイドに一覧があります。更新を求めるメッセージが表示されたら、ブラウザの最新版をインストールしてこのページを再読み込みしてください。
- この変換ツールは OCR を行わないため、画像に写っている文字は検索できるテキストにはなりません。あとから PDF OCR(文字認識)でテキストレイヤーを追加できます。
- 大きな一括処理は端末のメモリに頼るため、スマートフォンよりパソコンのほうが余裕をもって処理できます。
- A4 とレターのページは 0.5 インチ(約 12.7 mm)の余白の内側に収まり、横長の画像では横向きになります。「写真に合わせる」では余白がなくなります。
- 文書より画像ファイルがよい場合は、AVIF → JPG 変換か AVIF → PNG 変換をお試しください。
AVIF ファイルはブラウザのタブの中で読み込まれて変換され、アップロードされることはありません。確認する方法はこちら。