白紙ページ挿入について
白紙のページが 1 枚あれば整う文書があります。右ページから始めたい章、裏面を白紙にしておきたい用紙、あとで印刷物を差し込むための空きなどです。このツールは、その「何もないページ」をちょうどよい位置に入れます。1 回の実行で 1〜10 ページの白紙を追加でき、入れる位置は次の中から選びます。
- 先頭:現在の 1 ページ目の前に入れます。
- 末尾:最後のページの後ろに入れます。
- 指定したページの後…:入力したページ番号の後ろに入れます。
- 各ページの後:文書全体のページの間に白紙を挟み込みます。
挿入するページの用紙サイズは固定ではありません。隣のページの寸法を借りるため、A4 の報告書に追加した白紙は A4 に、横向きのグラフの隣に入れた白紙は横向きになります。印刷しても見開きで表示しても、ファイルの見た目は統一されたままです。
既存のページには手を加えません。間に空きができる以外は、内容・解像度・順序がそのまま保たれます。白紙のページには描くものがないため、ファイルサイズはほとんど増えません。
白紙ページ挿入の使い方
- PDF を選ぶページを追加したい文書を読み込みます。ビューアーで開くときにパスワードを求められるファイルは、先に「PDF パスワード解除」でパスワードを外してください。
- 位置と枚数を設定する「先頭」「末尾」「指定したページの後…」「各ページの後」のいずれかを選び、追加する白紙の枚数を 1〜10 で入力します。ページ番号はファイルの最初のページから数え、ページに印刷された番号とは関係ありません。
- 挿入して保存する「白紙ページを挿入」を押して、ページの増えた PDF をダウンロードします。印刷や送信の前に、選んだ位置までスクロールして、白紙が意図どおりの場所に入ったか確認してください。
主な利用シーン
章を右ページから始める
両面印刷では奇数ページが表面になり、開いたバインダーの右側に来ます。第 2 章が 14 ページ目から始まってしまう場合、13 ページ目の後ろに白紙を 1 枚入れれば 15 ページ目に移り、表面に印刷されます。
メモ欄付きの配布資料
スライド資料の各ページの後ろに白紙を 1 枚ずつ追加して両面印刷します。スライド 1 枚ごとに用紙 1 枚が割り当てられ、裏面は講演中にメモを取るための空白になります。
冊子のページ数を 4 の倍数にそろえる
二つ折りの冊子はページ数が 4 で割り切れる必要があります。14 ページのコンサートプログラムなら末尾に白紙を 2 ページ足して 16 ページにしておけば、印刷所が空白の位置を推測せずに済みます。
目的に合った挿入位置
| 位置 | ほかのページへの影響 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 先頭 | すべてのページが、追加した白紙の枚数分だけ後ろにずれる | 別に印刷する表紙を差し込むための仮のページ |
| 末尾 | 元のページはすべて同じ位置のまま | 冊子のページ数合わせ、白紙の裏表紙 |
| N ページ目の後ろ | N より後ろのページだけが後ろにずれる | セクションを新しい用紙から始める、差し込みページや折り込みページの場所を空ける |
| 各ページの後 | 1 ページずつ入れるとページ数が 2 倍になる | 両面印刷しかできないプリンターで片面の出力を得る、メモ用の余白 |
白紙ページ、ページ番号、両面印刷
文書にページ番号も付ける場合は、2 つの作業の順番が重要です。白紙もページとして数えたいなら、先に挿入してから番号を付けます。PDF ページ番号追加は渡されたすべてのページに番号を入れるので、空のページにも番号が付きます。白紙には番号を付けず、数にも含めたくない場合は、先に番号を付けてから挿入してください。
両面印刷では、完成した PDF の奇数ページが用紙の表、偶数ページが裏に印刷されるという原則を覚えておいてください。どこかに白紙を挿入すると、それ以降のすべてのページの表裏が入れ替わります。直したかった箇所だけでなく、挿入位置より後ろのセクションも確認しましょう。
白紙ではないページを挿入したいとき
このツールが追加できるのは白紙ページだけです。署名済みの書類やスキャンした領収書など、別の文書のページを PDF に入れたい場合は、PDF 結合で 2 つのファイルをまとめ、PDF ページ並べ替えで新しいページを目的の位置までドラッグします。写真は先に PDF にする必要があり、それには JPG → PDF 変換を使います。
逆に、スキャンから空のページを取り除く作業は PDF 白紙ページ削除が担当し、白紙を自動で検出してくれます。
1 回 10 ページまで、その他の制限
- 文書のプロパティ。ここにはタイトルや作成者などのプロパティを設定する項目はありません。結果のファイルで PDF メタデータ編集を使って確認・変更してください。
- 1 回につき 10 ページ、1 か所。1 回の実行で挿入できるのは、選んだ位置に最大 10 ページです。それ以上必要な場合や、離れた 2 か所に白紙を入れたい場合は、ダウンロードしたファイルにもう一度このツールを使ってください。
- ページサイズが混在する文書。ページごとにサイズが異なる文書では、白紙は隣のページのサイズに合わせられるため、意図したセクションと合っているか確認してください。
- ロックされたファイルや非常に大きなファイル。暗号化された PDF は先に PDF パスワード解除で開く必要があります。数百 MB のスキャンはスマートフォンではなくパソコンで処理してください。
挿入はブラウザのタブ内で行われ、PDF が pd00 やその他の場所にアップロードされることはありません。確認方法はプライバシーのページにあります。