WebP → PDF 変換について
今では多くのウェブサイトが画像を WebP で配信しているため、商品写真、レシピカード、インフォグラフィックを右クリックして保存すると、ダウンロードフォルダに届くのは .webp ファイルです。ブラウザなら問題なく表示できますが、古いデスクトップソフト、一部のプリント端末、多くのアップロードフォームはいまだに受け付けません。画像を PDF に包めば、この問題を回避できます。文書はどの PDF ビューアーでも開け、普通のファイルと同じように印刷でき、複数の画像を選んだ順番でひとまとめにしておけます。
お使いのブラウザはすでに WebP の読み方を知っているので、pd00 は追加のダウンロードをせずに、その組み込みのデコーダーを使います。各画像は白の上に描画され、JPEG としてエンコードされて、それぞれ専用のページに配置されます。すべてを 1 つの PDF にまとめることも、画像ごとに別々の PDF を作ることもできます。
正直にお伝えしておきたい注意点が 1 つあります。ウェブサイトが送ってこなかった細部を PDF が付け加えることはできません。サイトはスマートフォンの画面に合わせた、幅数百ピクセルの画像を配信していることがよくあります。A4 やレターの用紙では、各画像は余白の内側いっぱいに拡大されるので、小さな画像は印刷するとぼやけて見えます。印刷の鮮明さが大切なら、保存する前にサイト上でより大きなサイズの画像を探してください。
WebP → PDF 変換の使い方
- WebP 画像を集めるダウンロードフォルダから .webp ファイルをページにドラッグするか、ファイル選択で選びます。1 回の一括処理で最大 500 枚の画像を扱えます。
- ページの見た目を決める日本を含む多くの地域での印刷には A4、北米での印刷にはレターが向いています。「写真に合わせる」では各ページが画像の形に合わせられます。ページの順序は「ファイル名」「撮影日時」「追加した順」から選べます。
- PDF を作成する出力を「1 つの PDF」のままにするか、画像を 1 枚ずつ別々に扱う必要があるなら「画像ごとに PDF」を選んで変換します。ダウンロードはページ上から始まります。
主な利用シーン
見比べるための商品写真
3 つのソファで迷っていて、それぞれのショップの商品ページから写真を保存しました。追加した順に 1 つの PDF にまとめれば、まとめて見比べたり、一緒に買い物をする相手のために印刷したりできます。
オフラインで使うレシピや手順の図
手順ごとの料理カードやインフォグラフィックは、WebP で公開されていることがよくあります。PDF に変換すれば、台所のタブレットで接続なしに開け、家庭のプリンターでも印刷できます。
アップロードフォームに拒否される添付ファイル
PDF か JPG しか受け付けないポータルで、.webp ファイルがはじかれてしまいました。1 ページの PDF にすればすぐに通せますし、「画像ごとに PDF」を選べば複数の添付ファイルを別々にしておけます。
PDF の中で変わること
WebP ファイルには非可逆と可逆の 2 種類がありますが、どちらも PDF のページ上では JPEG 画像になります。画質の既定は 92 で、たいていの人には写真が元画像と同じに見える水準です。50〜100 の範囲で自由に設定できます。文字の入った図版なら上げ、ファイルを小さくしたいなら下げてください。最も長い辺が 2,560 ピクセルを超える画像は、4096、1920、1280 px を自分で選ばない限り、そのサイズに縮小されます。
- 透過。背景が透けている切り抜きの商品写真やステッカーには、白い背景が付きます。
- アニメーション。PDF のページは静止画なので、アニメーション WebP はその中で再生できません。
- メタデータ。埋め込まれた写真情報は残されず、PDF 自体に EXIF や GPS のデータは含まれません。
ウェブ画像のレイアウトの選び方
A4 とレターのページでは、変換ツールは 0.5 インチ(約 12.7 mm)の余白を残し、高さより幅が大きい画像ではページを横向きにします。そのため、バナーやパノラマが縦長の用紙に押し込まれることはありません。「写真に合わせる」では余白がなくなり、各ページが画像と同じ形になるので、画面での閲覧に向いています。
ウェブからダウンロードした画像に意味のある撮影日時が残っていることはまれなので、「撮影日時」の順に並べると、各ファイルが端末に保存された時刻が代わりに使われます。並べたい順番で保存したならそれでうまくいきます。そうでなければ「ファイル名」か「追加した順」に切り替えてください。
ほかの方法を使うべきとき
- 文書ではなく画像ファイルとして欲しいなら、WebP → JPG 変換か WebP → PNG 変換のほうが適しています。
- インフォグラフィックの中の文字は画像の一部なので、PDF にしても検索やコピーはできません。
- 画像を保存できたからといって、再公開してよいわけではありません。個人的な参考のために変換することと、他人の写真を再配布することは別の話です。
- 非常に大きな一括処理は、作業がすべて端末のメモリ上で行われるため、スマートフォンよりパソコンのほうがスムーズに進みます。
すべては開いているタブの中で行われ、画像がアップロードされることはありません。確認の手順で、ご自身の目で確かめられます。